国会議員の半数を女性にして真の民主主義を

日本は男女平等の国だと思っている人がたくさんいると思います。でも、それは間違っています。世界の中で日本の現状を見てみましょう。

まず、女性国会議員のランキングです。衆議院だけの数字ですが、日本の女性議員率は158位です(2018年1月)。これは、世界の国会に女性議員がどのくらいいるのかを比較しランキングを出しているIPUの最新発表であり、対象となった国は193カ国です。

世界のトップスリーは、ルワンダ、ボリビア、キューバ。10位までに、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーの北欧3カ国がはいっています。世界の平均は23.4%。50%を超えた国は、ルワンダとボリビアとなっています。

二つ目は、gender gap指数のランキングです。世界経済フォーラムという民間団体がつくっています。日本は144カ国中114位で、主要7カ国(G7)では最下位でした(2017年)。しかも、毎年ランキングは下がり続けています。このランキングは経済、政治、教育、健康の4分野14項目で、男女平等の度合いを指数化し、順位を決めるものですが、日本がひときわ出遅れているのが、政治分野における男女平等です。政治分野に関しては、現在123位となっています。サミットに参加する国々の中で、日本の政治分野における男女平等は最低レベルだ、と言わざるを得ません。1位は9年連続でアイスランド。女性議員の割合は、約48%です。アジアのトップは、10位のフィリピンでした。

日本は、男女平等の観点からみると、まったく先進国ではありません。日本の国内総生産は、世界第3位ですが、女性の地位がとても低い「歪んだ経済大国」だといえるでしょう。

日本でも「政治分野における男女共同参画推進法」が、ようやく成立しました。しかし、少子化対策が進み、持続可能な国づくりに取り組んでいる先進国の中では、「議員の半数を女性に」という「パリテ法」ができています。この社会を形成する人々の半数は女性であり、日本でも女性の政治参画は「パリテ」の考え方で進めていくべきです。