女性議員少なすぎ

女性議員少なすぎ

 日本は男女平等の国だと思っている人がたくさんいると思います。でも、それはウソです。

 その証拠として、2つの世界ランキングをあげます。

 まず、女性国会議員のランキングです。衆議院だけの数字ですが、日本は、現在、9.5パーセントで157位。同率の国はボツワナ、159位はブルキナファソ、ガンビア、その次はコートジボアール、マーシャル諸島、といった国々です。

 二つ目は、gender gap指数のランキングです。世界経済フォーラムという民間団体がつくっています。日本は現在101位です(145カ国)。「それって低いんですか?」と質問する人もいますが、サミットに参加するような国で考えてみると、日本以外の国は、すべて日本より順位は上です。イタリアが41位で一番低くてアメリカは28位、イギリスは18位、カナダ30位、フランス15位、ドイツ11位となっています。日本は、男女平等からみると、まったく先進国ではありません。国内総生産は、世界第3位ですので、ギャップが大きいです。日本は女性の地位がとても低い、ただの歪んだ経済大国だと思います。

 どうして日本はこのように女性参画が低いランクになっているのでしょうか。

 たとえば、gender gap指数では、政治への参画、経済分野での参画、健康分野、教育分野と4つの分野でランキングを出していますが、政治分野だけでなく、経済分野でも106位と低いのです。管理職の女性が少ないこと、男女の賃金格差が大きいことが響いています。

 企業の管理職に女性が少ないのは、女性が妊娠、出産した場合に、働き続けることが難しく、そのため、管理職候補者になれないからです。

 男女の賃金格差が大きい主要な理由は、女性に、パート、派遣、契約社員など、非正規労働者が多いことです。もちろん、正規労働者についても、男女格差があります。男性を100とした場合、女性は、時給換算で65くらいです。現在、労働者全体の非正規の割合は4割ですが、女性は、2003年あたりから5割を超えています。日本の非正規労働者の賃金は、仕事の中身ではなくて、地域の相場で決まっているところが多いので、正規に比べて大幅に安くなるのです。ヨーロッパでは、パートの賃金はフルタイムの7〜8割ですが、日本では5〜6割。日本では、女性の労働は、買い叩かれています。同一価値労働、同一賃金の法制化が今すぐ必要ではないでしょうか!