当事者としての決意を込めて

#MeTooムーブメントが始まった時、「これは私のことだ」と思いました。

私は、派遣社員として働き、セクハラ被害に遭い、適切な労災の適用を求めて、12年間たたかってきました。国を相手に裁判を3回提起し、すべての訴訟で勝訴判決を勝ち取りました。このたたかいはセクハラ労災の認定基準の見直しに道をひらいたと自負しています。

長期間あきらめることなくたたかい続けられたのは、当事者一人ひとりの声を知ったからです。女性に対する暴力が個人的な問題ではなく、社会的問題であると知ったからです。苦しかったのは私一人ではなかった。たくさんの女性たちが、様々な暴力の被害に苦しめられています。

そこから、心を同じくする仲間たちとユニオンを結成し、会社との団体交渉も数え切れないほど経験してきました。その中で、一人ひとりの声が社会を動かすことができるのだ、と実感してきました。

社会の根幹となる法律は、政治家や官僚などの「現場を離れた人々」だけで作られるべきものではありません。困難を抱える当事者が参加して作るべきものです。なぜなら、当事者こそが、社会を変える専門家だからです。

DV被害を受けた人が、誰よりもDV対応を知っています。貧困にあえぐシングルマザーに必要な制度はシングルマザーが、虐待された子どもの支援は、その子ども自身が知っています。政治は当事者に学ぶだけで良いのだ、本当にそう思います。

#MeToo #WeToo #WithYou

世界中の女性たちに背中を押されて、決意しました。

この社会を、暴力のない、すべての人の人権が守られる、差別のない社会にしたい。当事者として、一人ひとりの痛みを力に変える役に立ちたい。そうした思いで国政にチャレンジします。どうか、皆様のご支援を心よりお願いいたします。